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菊の花言葉

  • 高貴、高潔
  • 私を信じて
  • 高尚、貞操

菊 解説

菊(キク)はキク科の多年草。原産地は中国。花の咲く季節は8〜11月。花の色は、白、黄、赤、オレンジ、ピンク、緑ほか。

菊はキク科の多年草で、日本ではポピュラーな花ですね。菊の語源・由来は、奈良時代に観賞用として中国から渡来したもので、漢音が語源になっています

漢字「菊」の下部は、手の中に米をまるめて握ったさまを表し、それに草冠を加えて多くの花をまとめて、まるく握ったような形をした花(球状花序)を示しています。古くは「クク」とも言われましたが、これは「キク」の音変化したものです。

菊の花は、仏前のお供えに使う花なので、プレゼントするには縁起が悪いというイメージがあり、プレゼント用に使う花の印象はありません。しかし、実際には「めでたい時も菊の花」なのです。

また、近年では菊は食用としても活用されていますね。食用の菊は観賞用と比べて甘みがあり、クロロゲン酸やグルタチオンなどの栄養がふくまれています。

参考:日本のエディブルフラワー - 食用菊の栄養と効能とは?|良好倶楽部

お正月には、松・千両と菊の花を飾ります。端午の節句、お月見、七五三などといった季節の折々にも、「菊を生けるといい子に育つ」「菊を飾ると福が来る」とされてきました。

冠婚葬祭の両方に使うのは、位の高い花だからこそです。この国でもっとも高貴な花、それが菊です。だからこそ「日本国の花」になっているのです。しかし、人々は季節の節々に花を生けなくなりました。そんな現在でも、お供えだけは欠かしません。なので、「お供えの花」というイメージだけが強くなってしまいました。

お供えに使う仏花の菊は、輪菊と小菊です。裏を返せば、縁起が悪く見える菊というのは、おもにこの2つだけということです。菊もどんどん品種改良され、どんどん新しい花が誕生しています。花屋さんでは「マム」と呼ばれる菊が、普通に贈答用に使われています。

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