花言葉ラボトップ > 蓮 花言葉
蓮(ハス)はスイレン科の多年生水草。原産地はインドなど。花の咲く季節は7〜8月ごろ。花の色は、白、紅、淡紅。
お釈迦様で連想するイメージの一つに蓮がありますね。蓮はお釈迦様が上に乗っているため、繋がりが深いと考えられていますが、蓮の由来は様々あります。
泥の中からスッと天に向かって葉を広げて伸びているため、清い印象を持つため、極楽浄土や正しい道へ導くためにこの名前が付けられたとされています。
また蜂が複数匹集まっている様子を表しているともされています。どのような場合でも、蓮には可憐な外見とは対照的に、清廉潔白な印象を持つため、仏様との結びつきは強いとされています。
蓮の葉はとても大きく、水滴は水玉となり、時には体重の軽い小さな子供であれば乗る事もできます。一年を通して水の中で生育しますが、花が咲くのはほんの一瞬のため、見頃を迎えると多くの人が見物しに行くほどの人気があります。
見物する時は同じ位置から見るよりも、上から見下ろすように見る方が見応えがあります。水面いっぱいに咲き誇る蓮はとても荘厳で、神々しさを感じるほど迫力があります。
蓮の花言葉には、雄弁、神聖等があります。苦しみや困難を乗り越えて、周りの支えを受けながら成長していく姿を後押ししてくれる、そんな意味も込められています。
蓮の花は散る時に1枚ずつハラハラと落ちていきます。まるで一つずつ浄化していくかのように落ちていくその姿は、潔く美しいです。家庭では生け花としてもよく飾られますが、部屋の中にポッと明かりを灯してくれます。